国産アロマ:汗ばむ季節の消臭ブレンド
汗ばむお肌に使いたいアロマデオドラント
日差しが強くなり、汗ばむ気節になってきました。
これからの季節のマスク生活は、マスク内の汗や臭いが気になるだけでなく、熱がこもるので体感温度も上がってしまいます。
ヨーロッパのようなカラッとした暑さであればまだ良いのですが、日本は湿度が高いのもニオイの原因となる菌が発生する要因。
菌が原因のニオイは、合成香料を使用した香水で誤魔化そうとしても、余計に臭くなってしまう可能性が否めません。
また、強い除菌作用のあるものは肌に有効な常在菌も殺してしまったり、長い目で見ると人体や環境に影響がゼロではないでしょう。
今日ご紹介するのは、デオドラント効果の高い3つの精油を使ったデオドラントローションのレシピです。
自然界に存在する物だけで作るので、環境負荷も低く、不快なニオイの原因となる菌の繁殖を抑えながら良い香りに包まれる優れものです。
使用する国産精油
スギ葉(Cryptmeria japonica)
樹木の葉に含まれる成分は、ニオイの原因となるアンモニアやイソ吉草酸を分解すると言われています。
レモンユーカリ(Eucalyptus citriodora)
抗菌、抗ウイルス、デオドラント作用に優れた精油。
また、昆虫忌避作用も高いので、自然派の虫除けにもよく使われます。
夏のニオイ対策と虫除けが同時にできる嬉しい精油です。
和ハッカ(Mentha ravensis)
メントールを多く含み、清涼感のある香り。
世界の香料業界ではミント類の中では香りが劣ると言う評価ですが、
日本では昔から馴染みのあるかおりだからか、ぺパーミントよりも好き!という方が多いんです。
使いすぎると粘膜部分がヒリヒリするので注意が必要です。
アロマデオドラントローションのレシピ
材料 60ml分
無水エタノール 3ml(全体の5%)
植物性グリセリン 3ml(保湿成分/全体の5%、植物油でも代用可)
芳香蒸留水 54ml(ヒノキがおすすめ、精製水でも代用可)
精油 合計 12滴(1%濃度)
*作り方はアロマスプレーの動画アロマスプレーの動画を参考にしてください。グリセリンは芳香蒸留水(精製水)と一緒に入れます。
精油や植物油が分離することがあります。
使用前に軽くふって、よく混ぜてください。
肌への使用はアレルギーなどがないか確認の上、少量からお試し下さい。
水分を多く含むため劣化が早くなります。
高温や直射日光を避け、1、2週間で使い切ることをおすすめします。
匂いが変わった場合は使用しないでください。
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