国産アロマ:梅雨の部屋干し用ブレンド
部屋干しの洗濯物に重宝するアロマスプレー
沖縄、九州はすでに梅雨入り。
今年の梅雨入りは、全国的に早そうです。
花粉の季節とならんで部屋干しが増える季節は、すっきり乾ききらない洗濯物のニオイ対策が必須です。
乾いている時は大丈夫でも、汗をかいた時のお洋服や濡れたタオルから嫌なニオイがすることってありませんか?
もちろん、乾燥機を使えば高温でカラッと乾かし、菌の繁殖を防ぐ(=ニオイの元を軽減)こともできますが、静電気が気になるので、私は極力使いたくない派。
精油の除菌・消臭作用を使ってニオイ対策をしています。
シュッとひと吹きするだけなのに、びっくりするくらい臭くならないので植物ってすごいなぁと思います。
使用する精油
ヒノキ葉(Chamaecyparis obtusa)
樹木の葉の香り成分は、森の中の有害な菌の働きを抑制するそうです。
爽やかな森林浴の香りは部屋干し中のお部屋も、心地よい空間にしてくれます。
カボス(Citdus sphaerocorpha)
日本の柑橘系の中でも爽やかな印象のカボスは、ジメジメした梅雨時に重宝する香りです。他の柑橘と比べると、βミルセンを多く含むのが特徴的。
柑橘系の精油にも抗菌作用がありますので、気分に合わせて変更するのも良いですね。
国産ローズマリー(Rosmarinus officinalis → Salvia rosmarinus)
小枝を置いておくだけでも殺菌消臭効果があると言われるローズマリーは、暑さ寒さに強く、日本各地でもよく育ちます。
交換神経優位にする作用があることも知られるローズマリーの香りは消臭と合わせて梅雨時の憂鬱な気持ちも晴れやかにしてくれます。
洗濯物用アロマスプレーのレシピ 60ml分
無水エタノール 10ml
精製水 50ml
精油 合計12〜24滴(1〜2%)
*作り方はアロマスプレーの動画アロマスプレーの動画を参考にしてください。
使い方のポイント
洗濯物を干したらすぐに(濡れている間に)スプレーをすること。
乾いた後に香りはほとんど残りませんが、洗濯物が湿っている間に菌が繁殖するのを防いでくれる使い方です。
乾いた後にも香りが欲しい時は、アルコールを多めにしたスプレーをファブリックミストのように使ったり、匂い袋を作って(シューキーパーの作り方参照)一緒にしまっておくと良いですよ。
レシピでは無水エタノールを使っていますが、2、3日で使い切る場合はエタノールなしでもOK!(精油が溶けず表面に浮きますのでよく振って混ぜてからスプレーします)
色の薄い物や素材によってシミになる場合がありますので十分注意してください。
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