国産アロマ:‐清明‐ストレスケアに使いたい日本の精油
明るい春の日差しに、草木が芽吹き始めるとき。
進学、就職、配置転換など新しいスタートする季節は歓送迎会なども多く、
緊張感やストレスに加え外食も多くなりがちです。
この時期に選びたいのは、
- ストレスケアや睡眠の質を上げる精油
- 胃腸系のトラブルに対応する精油
来週からは春の土用期間に入ります。
土用はため込むとよくない期間と言われていますので、
今のうちにストレスをため込まない、おなかの中にもため込まないケアをしてしておきたいなと思います。
使用する精油
イヨカン精油(Citrus iyo)
胃腸系のケアと言えば柑橘系精油。
マンダリンオレンジや温州ミカンの果皮は乾燥させて陳皮という漢方薬になります。
柑橘系精油に多く含まれるリモネンには血行促進作用やストレス緩和作用があることが分かっています。
ヒノキ木部精油(Chamaecyparis obtusa)
ヒノキ木部精油は蒸留の仕方により抽出される成分が異なるものが販売されていますが、
今回はαピネンを多く含む減圧蒸留のものを選択。
αピネンは前頭前野の働きを抑制することが分かっています。
トドマツ精油(Abies sachalinensis)
αピネンや酢酸ボルニルを含む精油。
花粉症ケアで注目されることも多いですが、ストレスケアや睡眠の質向上も期待できる成分の多い精油です。
おすすめの使い方1:沐浴法
無水エタノールに混ぜた精油を湯に入れ、全身または一部を浸ける方法です。
入浴の効果に精油の効果が加わることで、相乗効果が期待できます。(AEAJホームページより)
以前は入浴と言えば塩に精油を混ぜる!でしたが、皮膚トラブルなどの危険性が報告され、
日本最大のアロマの協会AEAJでも入浴(沐浴)の方法が変更されています。
おすすめの使い方2:オイルマッサージ
ベースになるキャリアオイル(コメヌカ油、スイートアーモンド油など) で精油を希釈して
マッサージする方法です。
胃腸のケアにはお腹や腰のマッサージ、ストレスケアには肩首や足のマッサージをしてみてください。
触ってみて冷えているところを中心にケアするのもおすすめです。
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